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ファイル準備

ファイルの準備と変換

弊社では、ソフトウェア ストリング テキスト ファイルやソフトウェア ダンプ ファイルなどの翻訳ソース ファイルを、Trados で正しく翻訳できるように前処理を行うサービスを提供しています。VBA プログラミングを使用してファイル準備処理を行っていますので、特定パターン用のマクロの作成が完了すれば、大量のファイルをバッチ処理できます。

1 つのファイルで多言語対応するようにデザインされているソフトウェア ストリング ファイルの場合は、同一のソース言語(英語)エントリが複数の翻訳言語用に入っているものがあります。このようなファイルは、特定言語の翻訳者がその言語用のエントリだけを翻訳できるように準備してやる必要があります。

ソフトウェア ストリング ファイル -- 例 1

元のソフトウェア ストリング ファイル
発注先のお客様から次のような翻訳指示があります。原稿内にある二重引用符で囲まれたストリングを翻訳し、その翻訳を元の英文ストリングの後にタブで区切って付けること。この場合は、ファイルを次のようなRTF ファイルに変換してから翻訳者に渡す必要があります。灰色の部分には Trados の tw4winExternal スタイルが割り当てられているので、自動的に翻訳の対象から除外されます。

ソフトウェア ストリング ファイル -- 例 2

次のソフトウェア ストリング ファイルの例では、複数のターゲット言語が 1 つのファイルに入っています。これを翻訳するためには、特定言語の翻訳者がその言語のエントリだけを訳すようにファイルを準備してやる必要があります。
以下のようにファイルを準備することで、翻訳者はその言語に必要なエントリだけを翻訳できます。

FrameMaker

FrameMaker ファイルの翻訳と DTP 作業を効率的に行うために、弊社では次のような独自のワークフローを使用できるようになっています。まず翻訳した S-Tag バイリンガル ファイルを対訳表形式の RTF ファイルに変換し、弊社または客先でこのファイルを校閲・修正します。独自のツールを使って、校閲・修正後のファイルを元の S-Tag バイリンガル ファイルに逆変換します。このようなワークフローを採用することで、翻訳の修正が直ちに Trados TM に反映でき、引き続いて行う翻訳にも更新後の TM が直ちに使用できます。

また、対訳表形式の Word ファイルで校閲・修正を行うので、お客様側での作業がやり易くなり、修正後の翻訳ファイルを直ちに DTP 工程に渡すことができます。

MS Word

VBA for Word の知識を活用して、Word ファイルをさまざまに準備できます。たとえば、テキスト ボックス内からテキストを自動的に抽出したりできます。